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イラストなしの、お話です

私事で申し訳ないのですが、先日、私の大好きな方が急逝しました。

このような内容のブログを書けることや、
今の私があるのは、彼女のおかげと言っても過言ではありません。

私は「パーマカルチャー」という農的暮らしのデザインを学ぶため、
学生時代に一年間、オーストラリアとニュージーランドに滞在しました。
渡豪前、日本人女性が既にそうした暮らしを実践していることを知り、
その一人がデジャーデン由香理さんです。
パーマカルチャーを学ぶ人の中で、彼女を知らない人はいないでしょう。

兵庫県出身のゆかりさんは、阪神大震災を機に暮らし方を変え、
豪州に移住してからはエコツアーの実施、各国からの農業体験の受け入れの他、
ある時は自然食を中心とした料理研究家、またある時はベリーダンサーとして
活発に活動し、笑顔がとても素敵な女性でした。

フランス人のご主人と2人の男のお子さん(現在はもう一人男の子がいます)
と4人暮らしで、どんなに忙しくても「母でいることが一番好き」と言って、
家庭を最も大事にしていました。
私はこのお宅に2度ほどお邪魔し、農作業の手伝いをしながら、
帰国直前までお世話になりました。思い出を書いたらきりがありません。

ゆかりさんとの思いもよらない感動の再会は、亡くなる一週間前。
東京のイベントでばったり会い、以前と変わらず元気な姿でいました。
頻繁に来日しては全国各地で食や農の講演をして回っていました。
今回はダンスショーもしているとのこと。
パワフルな43歳の彼女は「子どももう一人ほしいな〜」と冗談ぽく言い、
「ゆかりさんなら産めるよー」と笑いあっていました。
写真を一緒に撮り、笑顔で「またね〜」と手を振り別れました。

一週間後。
ダンスショーの最中に倒れ、急死。
久々の再会が、最後のお別れになるなんて…。
東京へ行かなければ、もっと後悔していたはず。

信じられなくて、頭がぼーっとして、
世間で賑わっている政権交代の話題は、どこかへ吹き飛んでいきました。

学生時代、農的暮らしを経験していなければ、
ゆかりさんから、手作りみそや納豆、様々な料理、エコロジーな生活の知恵、
自然の素晴らしさ、女性としての強さを教わっていなければ…
今これを書いている私はいません。

悲しみは大きいですが、ゆかりさんから学んだ多くのことを、
今後の人生に反映させていくこと、そして
女性として、素敵な歳の重ね方をしているゆかりさんを
お手本に、私も素敵な生き方をしたいと思います。

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